~オリックス、開幕延期後第一戦 の巻~
山本由伸
3月20日に合わせ昨秋から調整を行ってきた選手たちに、開幕延期の措置は厳しい。
しかも無期限となると、特に投手はピークの持っていき方が難しい。
オリックス先発の山本由伸。
6回/被安打3・奪三振5・失点0。
ストレートは強く、変化球にはキレがある。
山岡同様しっかりと調整してくれただけに、開幕延期はもったいない。
八番捕手・頓宮裕真
その山本をリードしたのが頓宮裕真。
実家岡山のお隣さんバッテリー誕生。
軽症と思われた若月の二軍落ちは、頓宮にとっては大チャンス。
今日は先制タイムリー。
この場面、無死二塁から六番・宗、七番・Tが倒れた後の一打。
次打者は通常ならば安達か若月。
八番に打力のある頓宮が控えているのは、チームとして非常に心強い。
再昇格、ロドリゲス
本日より一軍再昇格のロドリゲス。
一打席目、高めの半速球を思い切り引っ張って、レフトオーバーのツーベース。
スイングをみる限り、脇腹痛の影響は感じず。
昨日の記事でも書いた通り、スイングの迫力はジョーンズよりも上。
開幕延期は、故障明けのジョーンズにとってはありがたい。
二番・中川圭太
そして中川圭太。
今季の定位置となるであろう二番に入って、猛打賞。
真ん中はセンターへ、アウトコースは外角へ。
いい意味で力の抜けたバッティングフォームから、素直にバットが出てきます。
初回宜保が出て無死一塁。
公式戦だと、好投手山本が先発ならば早く一点をと、西村が犠打を最優先で考える場面。
いい投手だからまず一点という考え方は、投手にいらぬプレッシャーをかけるだけ。