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山田久志

~オリックス、山田久志「楽しみな投手が出てきた」 の巻~




「西、金子の穴は心配。簡単に埋められるものではない」

今年はキャンプ初日から臨時コーチを務めてくれている、阪急OBのレジェンド・山田久志
合流初日の記事が以下。

OBで通算284勝を挙げた山田久志氏が臨時コーチとして合流した。

さっそくブルペンで新加入の竹安大知投手(前阪神)、ドラフト3位・荒西祐大投手(ホンダ熊本)、4位・富山凌雅投手(トヨタ自動車)の投球を見守った。

山田臨時コーチは「西、金子の穴は心配。簡単に埋められるものではない。逆に言えば今まで出てこられなかった戦力が出てくる可能性があるということ。新戦力がどのくらいの力を持っているか。荒西も富山もなかなか特徴があってよろしい。投げ方もね。まとまりがある」と高評価した。

OBとして「オリックスのエースはオレだ!というのが出てこないと。ここはリリーフはいる。去年前半の躍進はリリーフがいたから。先発を8、9枚作れるか。一つは山本がどうなるかだな。監督、コーチの腕の見せ所。どっちでもいける投手だから」とキーマンに山本由伸投手の名前を挙げていた。(デイリー)

オリックス投手陣を支えてきた西と金子の抜けた穴を、心配していました。



「楽しみな投手が出てきた」

第1クール最終日。
新生オリックス投手陣を5日間見ての山田のコメントが以下。

阪急OBの山田久志臨時コーチ(70)が5日、キャンプ第1クールを総括し、「投手陣は金子、西が抜けた大きな穴をどうやって埋めるかが課題。その中で、楽しみな投手が出てきた」と目を細めた。

その筆頭は、先発転向を目指しているプロ3年目の山本。この日の打撃投手を務めた投球を見守り「期待が膨らむ。直球に力があるし、制球も心配ない。彼には、先発の調整法とかを徐々に伝えている」とうなずいた。「ほかにも(3年目右腕の)小林や(2年目右腕の)K―鈴木も一段階、二段階上がっている」と納得の表情。「吉田(正)という打者の軸はできた。あとはエースが育てば。まだ第1クールですが、いい話題もあるということですよ」と口調も滑らかだった。(スポーツ報知)

西・金子の抜けた穴を埋め得る可能性をもった投手が、現れてくれたようです。



山本由伸

その筆頭は、予想通りの山本由伸

初日のコメントでもキーマンとして名を挙げていた山本をエースにすべく、大エースがそのノウハウを直々に伝授。
年初の段階ではセットアッパー山本継続構想を抱いていた西村も、山本の先発への強い思いに負け(てくれ)たようで、そこに山田からの進言もあれば、もはや山本の進むべきは大エースへの道のみ



K‐鈴木

次に名が挙がってきたのが、小林慶祐にK‐鈴木

先発・中継ぎ両睨みの二人も、どちらも第一希望は先発。

Kに関しては、幾度も書いていますが、一年目の基礎工事を終え勝負の二年目。
秋からの好調が春まで続いているようで、実戦が待ち遠しい。




小林慶祐

久しぶりにその名を聞いた気がします。

一年目の印象を消し去るに十分だった二年目の不振。
今季の一軍投手スタッフ予想からも名が漏れていることの多い小林慶祐を山田がピックアップしたのは嬉しい限り。

減額制限いっぱいの大幅ダウンで尻に火が点いたとしたらそれはそれでよし。

大学社会人経由も、K同様素材型であった小林にとって、プロ3年目は今後のプロ野球人生を占う大事な一年。

山本はともかく、Kと小林という伏兵のアピールは投手層の厚みを増す意味でも非常に大きい。

今オフ、負の話題ばかり提供してきたオリックス。
山田が言うように「いい話題もあるということ」です。



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