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2019ドラフト

~オリックス、2019年侍ジャパンU-18壮行試合②(佐々木朗希編) の巻~




川口知哉

いまから22年前の夏。
甲子園の主役は、大きなカーブとキレのあるストレートが魅力の左腕・川口知哉
その川口、下級生の頃からずっと見てくれていた谷村スカウトとの縁を大事にし、オリックスを逆指名。
1/4の抽選を見事に仰木監督が引き当て満願成就、オリックス入り。

その翌春、なにげにつけたテレビに、目を奪われました。

上半身主導のフォームから投げ込まれるストレートは、球速・球威ともに高校生レベルにあらず、プロにもおらず。
スライダーも大きく曲がり、打者のバットは空を切る。

まだ記憶新しい4球団重複のドラ1左腕ががあっさりくすむ。
しかも我がオリックスに加入してくれた宝物が。

そのピッチャーの名は、「怪物」松坂大輔



佐々木朗希

それ以降数多の投手が甲子園を沸かしました。

寺原、辻内、ダルビッシュ、斎藤佑樹、田中将大、菊池雄星、藤浪晋太郎、吉田輝星…。
ただいずれも松坂の衝撃を超えることはなく。

しかし。
2019年侍ジャパンU-18壮行試合。
高校日本代表先発、佐々木朗希

そのストレートに受けた衝撃は、あの日松坂を観たときに感じた衝撃と五分、もしくは上

桁が違う。
器が違う。



大谷翔平

高々と足を挙げた豪快なフォームから放たれる直球はまさに剛速球。
マックス163キロは伊達にあらず、全直球150キロ超え。
速いだけの棒球でなくしっかりと指にかかり、しかも落差の大きいフォークも兼ね備える。

日本球界を優に超えた逸材。
比べるなら、大谷翔平
花巻東時代でなく、日本ハム時代の。

身体検査によりアトランタ・ブレーブスとの契約が破談となり、ソフトバンクに電撃加入したカーター・スチュワートの日本デビューの一戦を観ましたが、佐々木のストレートは、ドラ1(MLB全体8位)のスチュワート以上



大谷が投手に専念していたら

三年春に一度だけ甲子園に出場した大谷翔平。
当時は股関節の不安等あり体もできておらず、投手としてはまだまだ未完成。

当時から投手・野手の両面で高く評価はされていたものの、この時点では打者としての評価の方が高かった。

高校三年時で比べれば、大谷より佐々木の方が数段上
しかも190㎝の佐々木もまだ骨端線が閉じておらず。

大谷と違い投手一本の佐々木。
大谷が投手に専念していたらとの仮定に答えを出せるピッチャー。



MLBのドラフトでも1位指名(しかも上位)確実な佐々木。
日本のドラフトでも重複するは間違いなく、野茂もしくは小池に並ぶか否かが注目の的。

ただオリックスが指名するかと聞かれれば、首を縦には振れず。

安全策、現実策重視の福良が編成トップにいる以上、博打、言い換えれば夢を追うはずもなく。

そう、
佐々木朗希のストレートには「夢」がある。
18.44mの先に続く、果てしない「夢」が。

そういう桁違いのスケールをもった選手がオリックスに入ってくれれば、チームはがらりと変わる可能性があるのですが。





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