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中嶋聡

~オリックス・中嶋聡監督代行、初陣を飾る! の巻~




山崎福也

中嶋聡監督代行の初陣。

初戦を任されたのは、奇遇にも愛弟子の山崎福也
昨季オリックスに復帰した中嶋が「いいものを持っている」と親身になって手助けしたのが山崎。

その山崎が今日も好投。
7回/被安打2・奪三振7・与四球1・失点1
非の打ちどころがなく、称賛しかないピッチング。

今季オリックスで最も伸びた選手では。



勝負所でジョーンズ

打っては、ジョーンズ

1点を追う七回。
7月30日以来の第6号は同点弾

そして同点の八回は一死満塁。
こういうところで打たないのがジョーンズでしたが、強烈な当たりが三遊間を破り2点タイムリーで勝ち越し

勝負所での一打、二打
打点はある意味運としても、それでもこれが欲しかった。

この変化(一時的なものかもしれませんが)を監督交代のおかげとするよりも、食事会を企画するなどジョーンズを慕っている杉本裕太郎が側にいることの方が大きいような気がします。



杉本裕太郎、一軍昇格

西村辞任で二軍監督の中島が代行就任。
試合よりもある意味興味深かったのは、一二軍の入れ替え
上がってきたのは大城に杉本、下がったのは廣澤に吉田一将。

二軍で打撃好調であった杉本が、中嶋の代行就任(西村の退陣)に伴いさっそくの昇格
堅守巧打タイプが好みの西村の下では今後も出番がなかったであろう杉本にとってこの交代は絶対的にプラス
そして大城ともどもすぐにスタメン起用。
白崎に一度も打席を与えず降格させた西村とは違います。

結果は出ずも、いい当たりのレフトライナー一本。
アウトになったその打球にファンからの拍手があったのは、決定力(=長打力)不足という欠点を補う存在としてファンがそれだけ杉本を待ち望んでいたことの証。



初回無死一塁

注目の中嶋初采配

先頭の大城が出て初回無死一塁となった場面を、多くのファンは(ある種冷や冷やしながら)注視したはず。
これで二番福田に犠打させようものならば、中嶋の代行就任を喜んだファンからの信頼を一気に失ったのでは。
当然そんな愚策はとらず。
結果ゲッツーも、初回から犠打の野球など、セイバー的にも興行的にも無意味、不要

福良退陣で犠打が減ると心底喜んだのも束の間、西村二年目はそれ以上のペースで犠打の嵐。
もう、懲り懲り。



中嶋の意思表示

もう一つ。
八回一死一三塁、バッター中川の場面。

前監督ならば、ダブルスチールが十分考えられる場面。
が、そんな心配は杞憂に終わり、普通に打たせて中川は四球。
結果、ジョーンズのタイムリーが生まれました。

今後、中嶋も、犠打やダブルスチールを仕掛けていくでしょう。
ただ、西村が好んだこれらの策をこの初陣の日に行わなかったことで、西村の野球を間接的に否定

これが中嶋の意思表示

それは中川圭太の四番起用にも表れています。



蘇る

勝利の瞬間、中嶋はガッツポーズで喜びを表し、
ジョーンズの本塁打に、日に焼けた辻竜太郎は大はしゃぎ、
試合中ほとんど動かなかった高山も昨年に戻り、
いろいろ思うところはあるでしょうが、一学年上の中嶋を田口が側で支え。

ときたま勝ってもなにか冷めたような空気だったオリックスベンチが一変したようにみえたのは思い込みのせいか。

監督代行の出だしとしては最高の勝ち方だったのでは。

外様だった西村に感じ続けた違和感は、中嶋には当然なし。
一軍の指揮官というポストへの違和感もなし。

試合を観る喜びや楽しみが、中嶋就任により蘇ってきました





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-中嶋聡
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