祈優勝! オリックスバファローズ

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山岡泰輔

~オリックス・山岡泰輔、来季に繋がる今季初完投! の巻~




疲労困憊

1点リードの九回裏。

ここまで101球の山岡泰輔は自らの意志で九回のマウンドに上がり、近藤を2球、中田を5球で片付け勝利までワンアウト。
ただ、自慢のスライダーがすっぽ抜ける場面も増えてきて、画面を通しても疲労困憊という姿がみてとれ。

直球に強いとされる次打者渡邉には、9球中8球外への変化球で攻めるも最後はスライダーがすっぽ抜けて四球。
次打者王には4球目を弾き返され投手強襲のヒットで二死一二塁。
ここで120球越え。

今季登板もあとわずか、最下位も確定。
失うものはなにもなく、であるならば山岡の意気を尊重し、この危機を乗り越え山岡のさらなる成長を促すことの方が肝要。

一打サヨナラのピンチながら、当然に続投。



128球、完投勝利

この回5人目の打者、野村にはいきなりの3ボール。
体力的にはとうに限界。
さらにはストライク気味の球を2球ボールに取られ気落ちしてもおかしくないところ、ここで心が折れないのが山岡の山岡たる所以。

3-0から勝負勝負で、最後7球目のスライダーで野村を二飛に打ち取り、今季初完投勝利

投じた球数計128球

逃げ切った瞬間、満面の笑顔でグラブを叩いた山岡の姿には感じるものがありました。



防御率2.60

「(9回は2死一、二塁のピンチを迎えたが)こういう試合で勝たないといけないって、ずっと、何年も思っていたので、ちょっと成長したかなと思います。来年につながるようなピッチングになったかなと思います」(日刊スポーツ)。

この場面を冷や冷やしながら観ていたファンも、最後、山岡の成長を実感したのでは。

復帰後もう一つの投球内容が続いていた今季の山岡。
今日も決してよくはなかったものの、それでも試合をつくるのが山岡。
なんだかんだいっても、防御率2.60
実に素晴らしい。



安達了一

なんとか首位打者のタイトルを取ってもらいたい吉田正尚は、3打数0安打。
さらに自打球の影響もあり途中交代。
一応大事を取ってのものとのことで大きな影響はなさそう。

勝ち越し打は安達のバットから。
センター前の打球でしっかりと二塁を奪った好走塁も、点には繋がらなかったものの評価したいところ。

山岡の力投で連敗を4で止めました。
山本がいて山岡がいて田嶋がいて。
打線が普通に働けば、そんなに負けるチームとは思えません。




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