~オリックス、山本由伸&宗佑磨&福田周平ゴールデングラブ賞受賞 の巻
外野手・福田周平の初受賞
オリックスの3選手が受賞した今季のゴールデングラブ賞。
いろいろと感じるところがあったのが、外野手・福田周平の初受賞。
不安定な二塁守備にプロスペクト太田椋の優先起用で、追われるというか自ら出場機会を得る形で外野に居場所を掴もうとした福田。
いまの福田の外野手としての守備力が受賞に値するものかと問われれば即座に首肯はできないものの、苦手としていた前後の動きに改善がみられたのは確か。
未経験だった外野挑戦から2年でのゴールデングラブ賞受賞。
福田の決断と不断の努力が報われたことはファンとしても嬉しい限り。
山本由伸、2年連続受賞
投手部門は、山本由伸が261票中225票を集める圧倒的大差で2年連続の受賞。
2年連続投手四冠にMVP、ゴールデングラブ。
完全に日本のエース、自身の価値を上げるであろうWBCでの活躍が楽しみ。
捕手は伏見が14票で4位。
若月の0票は選考基準未達ゆえ仕方なし。
守備力だけならば若月の方が伏見よりも上だと思いますが。
宗佑磨、2年連続受賞
一塁二塁は得票0。
二塁のレギュラー格の安達は休み休みで選考基準未達。
一塁の0票はレギュラーが固定されていなかったことの証。
三塁は宗佑磨が2年連続の受賞。
UZRの低値が話題になっていましたが、派手で華麗な守備はそれを補って余りあるもので、投票者の印象に残るもある意味当然。
遊撃手部門は紅林が、源田、今宮に次ぐ3位。
肩はナンバーワンも守備力で前2人を上回るかと言われれば。
外野部門は、高部(ロッテ)、辰己(楽天)、福田。
中川に10票、杉本が6票で、吉田正尚は0票。
こちらも選考基準未達。
選考基準未達が多いのはそれだけレギュラー固定ができていなかったから。
これだけみればよく日本一になれたとしみじみと思います。
来季は、特に一塁、二塁で、受賞はともかく得票できるような誰かが出てきてくれれば。
候補としては中川圭太、そしてやはり太田椋。
よろしければ一押しお願いします。