~オリックス、中田翔の二発(と風岡の判断ミス)に沈む の巻~
アルバース
115球目。
大きなカーブで近藤を三振に取ったオリックス先発のアルバース。
二死一二塁。
打席に立つは、二打席目、チェンジアップをレフトスタンドにもっていかれた中田翔。
札幌ドームでのこのカード、日曜がJリーグ開催のため5連戦。
山本由伸が週初めに移行、さらには山岡の復帰も来週が予想され、故障明けのアルバースはここで一旦登録抹消となる可能性大。
それならばこの回までは任すかもと期待しましたが、やはり交代。
結果、代わった荒西が本日2本目のアーチを中田に打たれてジ・エンド。
待ち望む
前回の楽天戦での好リリーフの印象あっての荒西の登板。
初球内に構えた若月の逆、打ちどころの外に投げられては捕手もベンチもどうしようもなく。
勝ちパターンは山田にヒギンス。
しかし僅差のビハインドを任される投手がいないのがいまのオリックスブルペン。
右の吉田一将、荒西、吉田凌、本日昇格の東明だと、中田に対峙するはサイドの荒西。
荒西と、110球超えながら気合の入っていた今日のアルバースを天秤にかけるならば、個人的にはアルバースでしたが。
荒西、次回の登板にこの失投を活かしてくれれば。
そして、早く比嘉に戻ってきてほしい。
判断ミス
1点を追う六回、一死一二塁からTがライト前ヒット。
三塁コーチャー・風岡は腕を回しますが、ライト大田の好返球もありタッチアウト。
ベース3メートル手前でアウト確定はさすがに三塁コーチャーの判断ミス。
ここは高校野球ではなくプロの舞台、しかもライトは肩自慢の大田。
返球がずれることを期待するのではなく、きっちり返ってきてタイミングがどうかを判断の礎とすべき。
風岡はこの点をどうも錯覚している気がしてなりません。
好返球でギリギリのアウトであったならば、(一部の風岡アンチを除き)文句は言いません。
しかも次打者は今日ツーベース1本のロドリゲス。
打つ打たないは別にして一死満塁でもよかったわけで。
宗佑磨
七回、投前ゴロ3つに四球で二死一二塁。
バッターは今日2安打の宗佑磨。
低めの変化球をきっちり捉えた打球は快音残すも、ライト大田のグラブの中に。
打った瞬間は逆転と喜びましたが。
左右どちらかにずれていれば長打。
今日は大田の守備にやられました。
中川圭太
白崎を落として中川圭太を上げたオリックス首脳陣。
中川、ヒットも出始め徐々に復調傾向もファームでの打率は.217。
オリックスの未来を担う選手であることは間違いないものの、まだレギュラーでもない2年目の選手。
しっかりと下で結果を残してからでもよかったのでは。
休養大城の代わりの内野手補充という考え方もできますが、下ではほぼ外野を守っていたのでそれはどうか。
それに白崎、下では二塁も守っていました。
白崎、二軍落ち
それよりも白崎の扱い方。
こちらは中川と違って下で三割を超える数字を残しての一軍昇格だったにもかかわらず、一軍で一打席も与えることなく二軍落ち。
年齢ももう30歳。
しかも打で生きていく選手。