~オリックス、支配下残り2枠 の巻~
残り2枠
投手33、捕手6、内野手15、外野手14。
計68人。
支配下登録期限が迫るなか、残り2枠をどのように使うか。
外国人選手の補強は中日から移籍のモヤで終わりの雰囲気で、喫緊の課題であった長距離砲に捕手を補えたことでこれ以上のトレードもなさそう。
となると、育成からの昇格が唯一の選択肢か。
本田仁海
昨秋に肘手術し回復著しい本田仁海の支配下間近の報がありましたが、いまだ登録されず。
その本田、直近では7月15日の交流戦ヤクルトとの試合で先発し、4回を投げ3安打・自責点1にまとめ、ここまでの防御率は0.78。
まだまだ体も投球術も子供ですが、ボールにキレがあり非常に伸びしろを感じる選手。
一昨年のドラフト4位。
シーズン終了後の保有権を考慮しても、報通りに近日中に支配下登録となるのでは。
漆原大晟
残り一枠の最有力候補は、育成入団一年目ながら二軍のクローザーを任されている漆原大晟。
182㎝の体躯から投げ下ろされるストレートは魅力的。
安定感に欠けるものの、指にかかった直球は一級品。
すなわち、ドラフト前の評価通りで、そのままスケールアップした印象。
まだまだ投げ屋で、すぐに一軍の戦力になるかと問われれば首肯できませんが、リリーフ不足の一軍投手陣を鑑みれば面白い存在であることは間違いなく。
塚原頌平
野手の中では捕手の稲富が最も近い位置にいますが、経験がものをいう捕手というポジション。
まだまだ勉強中という現状。
そして最後に、塚原頌平。
復帰登板の記事を書いたばかりですが、実力的には球宴出場経験のある塚原がもちろんナンバーワン。
彼に関しては状態次第で、塚原の状態が漆原の支配下の可否に関わってきそう。
4度目の金子
1勝2敗ペースがなんとなく染みついてきた感のあるオリックス。
明日から日本ハム2連戦。
日本ハムの先発は4度目の対決となる金子。
ここまで0勝1敗、防御率1.20と抑え込まれています。
このチームに意地を求めても報われることはないのですが、いい加減金子をノックアウトしないと。
楽しみが減ってきたファンの、切実な願いです。