~オリックス、宮城力投&頓宮適時打&宗ダメ押し弾で西武に連勝! の巻~
宮城大弥
エース山本の熱投で首位西武との3連戦初戦をものにしたオリックス。
2戦目の先発は宮城大弥。
1点先制しての二回裏。
山川にフェンス直撃弾、二死二塁から愛斗にセンター前に運ばれるもここを無失点で凌げたのが大きく、その後は試合が決まった八回裏を除きピンチらしいピンチもなく、8回無失点の力投で8勝目。
山本宮城で落とした前回。
2連勝ですぐさまその雪辱を果たしました。
流石の二人。
頓宮裕真
先制点は二回、頓宮のタイムリー。
追加点も七回、頓宮のバットから。
打ったのは128キロ、125キロの真っすぐ。
145キロを超える真っすぐに対して振り遅れが目立つ頓宮にとって(実際、押せ押せの八回にボーの149キロの真っすぐを2球空振りし三振)、アベレージの遅いアンダースローは大好物なのでしょう。
(たぶん)その点も考慮しての頓宮抜擢。
流石の中嶋。
中川圭太
そして八回。
與座からボーへの代わり端、先頭・福田がストレートの真っすぐで出て、二番大城に初球犠打から2球目バスター、3球目強攻成功で一三塁。
制球定まらぬ相手にワンアウト与えるは得策にあらず。
そして三番・中川圭太がスライダーを技術でレフトにもっていき、貴重な3点目。
流石の中川。
ここでボーを代えるかと思いましたが、そのまま続投。
西武ベンチもここで試合を諦めたようで、勝負はほぼ決しました。
宗佑磨
続投なら続投でそれはありがたく、意気消沈の相手から吉田がヒットで続き、とどめは宗佑磨。
初球ど真ん中のスライダーを、宗らしい掬い上げるスイングで捉えた当たりは、打った瞬間のスリーラン。
歓喜に沸くライトスタンドの観客とオリックスベンチ。
八回のピンチも宮城が最後の踏ん張りで併殺に切り抜け、九回は阿部が抑えて完封勝利。
先制、中押し、ダメ押しの、これぞいわゆる完勝劇。
貯金5、ゲーム差1.5
1勝2敗では厳しく、2勝1敗がノルマだったこの3連戦。
山本・宮城で連勝しとりあえずの目標は達成しました。
これで今季最多の貯金5。
首位とのゲーム差は1.5。
いよいよ獅子の尻尾を掴めるところまで来ました。
3戦目は田嶋でなく椋木。
復帰登板の相手、場所としてはなかなか厳しい条件も、山本・宮城のおかげで中継ぎ陣も休養十分。
見切りを早くし、できれば、お返しのスイープを。
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