~オリックス・山本由伸、和田に投げ負ける の巻~
山本で負け
二回り目で初めてカード初戦を取ったオリックス。
中5日でエース・山本由伸に連勝、カード勝ち越しを託しましたが、負け。
対ソフトバンク戦の連勝も3でストップしました。
二回裏無死一二塁。
巧打者・中村への犠打のサインで喜び、その犠打が併殺となってさらに歓喜。
が、松田がしぶとくセンター前に落としてソフトバンク先制。
その前のデスパイネの当たりもこの松田のヒットもともに詰まらせてのもの。
それがヒットになるのは、ソフトバンクの打者が当てに行かずしっかり振りにいっているから。
ノックアウト
その後、三・四回とピンチは凌ぐもその分球数嵩み、疲れが出てきた六回に4安打を集められて山本ノックアウト。
デスパイネへの四球の場面でアップアップでしたが、試合の生殺与奪の権を与えられたのがエース。
エースに託し、エースが打たれて負けたということ。
前回山本に完封負け、前日田嶋にひねられたソフトバンクの意地と工夫を感じました。
さすが5年連続日本一のチーム。
若い
さすがといえばソフトバンク先発の和田毅。
40歳のサウスポーとなると、かわしてかわしての技巧派の印象をもちますが、若い若い。
苦労して身に付けた和田独自の腕がみえにくいフォームにオリックスの若い打者は惑わされ、40歳とは思えないキレのある真っすぐに差し込まれ。
捉えた当たりもありましたが、それは相手の好守にも阻まれ。
私も年を取ったせいか、今日は山本よりも和田のピッチングに魅せられました。
中堅
チャンスは、山本が一点失った直後の三回表。
和田に軽くひねられると思っていた19歳・紅林の強い打球がセカンド横を抜けていき無死一塁。
ここで大城にエンドランのサインを出しますが、大城がスライダーを空振り。
強肩甲斐に紅林があっさり刺され、チャンス消滅。
エンドラン自体の有効性はこの際置いておくとして、ここら辺がかつて期待の星だった中堅陣がレギュラーを掴めなかった要因。
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