祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

若月健矢

~オリックス、下位チーム相手に3カード連続の勝ち越しで貯金再びの20! の巻~




一気に逆転も

暑い西武ドームに乗り込んでのカード初戦、相手先発は難敵の平良。
チャンスは平良の降板後と思いながら観ていると、降板直後の八回に、若月のスリーベースからチャンスをつくり、茶野、頓宮のタイムリーで一気に逆転
流れが変わった瞬間を確実にものにする、まさに王者の戦い方。

が、その裏宇田川が一発を浴び、九回裏に阿部がサヨナラ弾を浴びて負け、前カードに続き連敗となりました。



粘投

宇田川に阿部が浴びた一発は、ともにフォークがストライクゾーンに甘く入ったもの。
特に宇田川のは、長距離砲・中村には涎が出るほどの甘い球。
投げ損いの一球なのはもちろん承知も、あまりにももったいない一球でした。

ただ、負けたもののここまでの接戦となったのは、先発・山崎福也の粘投のおかげ。
もちろんジョーカー比嘉のいつもの火消しもありましたが。



山下舜平大

ここでズルズルといくわけにはいかないところで登場は、山下舜平大
今井との投手戦、先に降板はしたものの、6回2/3/1失点と踏ん張り、勝ち投手。

外野にもっていかれた打球がもうひと伸びできないのは山下の球の重さゆえ。
前回登板での乱調を引きずらない精神力の強さも証明し、この白星で9勝目
山下の3年連続投手四冠を阻止するのは身内の後輩かも。



欠点見当たらず

力投今井からの先制打は、頓宮の一発。
前夜の中村同様、甘い球を逃さないのは好打者の条件。

勝ち越しも頓宮の四球から。
二死一三塁から好調若月が3つ続いたストレートをライトにもっていき、この一打が試合を決めました。

守備鉄壁、肩強く、リードもよく、そして打率は.290
いまの若月に欠点は見当たらず。



完勝

1勝1敗で迎えたカード最終戦は、先週に続き東晃平の先発。
相手先発も宮川で乱打戦も予想されましたが、終わってみれば9-0の完勝でカード勝ち越し。

東が二回裏の無死満塁を0点で抑えたのが勝因。
外へのカットを引っかけさせての併殺は、(相手打者の技術の低さはあるものの)前回登板での今季初白星が生んだ余裕がなせた業。

打っては中川が2本塁打セデーニョが本塁打1本含む猛打賞、そして若月が猛打賞

森おらず杉本おらず、さらに言えば吉田正尚もおらず。
それで、チーム得点、チーム本塁打、チーム打率はトップ



3カード連続の勝ち越し

今季は打撃コーチの交代ありましたが、攻撃陣好調の要因は、競争煽る中嶋の起用法
育成の茶野の抜擢から始まり、いま三番の紅林は開幕二軍スタート、シュウィンデルの想定内の途中離脱には(それに備えての獲得と思われる)育成セデーニョがカバー、期待の太田が怪我をしても宜保が埋め。
言うは易し行うは難しの「全員野球」を体現してきたのが中嶋ですが、今季はさらにその上を行っています。

下位の3球団相手に3カード連続の勝ち越し
取りこぼさずに積み上げた貯金は再びの20

次カードはロッテ。
ここを一気に駆け抜ければ、中嶋オリックス初のマジック点灯、もちろん3年連続のペナント奪取が確実にみえてきます。




祈優勝!オリックスバファローズ - にほんブログ村
よろしければ一押しお願いします。

-若月健矢
-, , , ,